2010年04月16日
TM『TOJITSU滋賀FC vs MIOびわこ草津』
TOJITSU滋賀FCとの永遠のライバル(と、我々が一方的に思っている) 「MIOびわこ草津」とのトレーニングマッチが行われました。
滋賀FC時代から、公式・非公式にかかわらずMIOと対戦する機会はほとんどなく、唯一の対戦となる滋賀FAカップ(天皇杯予選)では滋賀サポーターは史上最高のテンションで応援を繰り広げました。
そのMIO戦もここ2年ほどなく、それぞれのレベルは大きく開いてしまった感さえあります。
今回、トレーニングマッチではありますが、MIOとの対戦が実現するとあって“無理をして”行ってきました。
会社(大阪)を定時で切り上げ、滋賀に向かいます。
ビッグレイクであればそんなに苦もなく行けるんですが、今回の会場は水口スポーツの森です。
5年ぶりにJR草津線に乗りました。 そして生まれて初めて近江鉄道に乗りました。(近江鉄道のいまにも壊れそうなモーターの轟音にはビビりました)。
水口城南駅からスポーツの森までは徒歩です。 コートを着てこなかった上に春夏用のスーツ姿です。
…寒くて死ぬかと思いました。
~余談はこのへんにして・・・
水口スポーツの森に到着したころにはすでにTMもキックオフから20分ほど経過しており、伝え聞いたところすでにスコアは「TJ滋賀1-2MIO」となっていましたので、得点の詳細はよく分かりません。

■紛らわしいですが、グレーがTJ滋賀、ブルーがMIOです。
経過としては、まずはTJ滋賀が先制。 高い位置に上がったMIOのGKとゴールの間のスペースを見逃さなかったTOJITSU滋賀(選手は不明)がループシュートを決めて1-0。
その後、MIOがTOJITSUのDFを振り切りGKも交わして同点に追いつく。 完全に崩された様子です。
立て続けにペナルティエリアでのファウルを受けMIOにPKのチャンス。 これを決めて1-2となったということです。
前半25分に足に違和感を感じたFW石倉が下がり、代わりにドリブラー野元が入り中盤をかき乱して存在感を発揮します。
ゲームの流れとしては一進一退といえるほどの互角のぶつかり合いになっています。
ただし、MIOはトップメンバーは少なく控え選手中心のチーム編成で臨んでいるようですので、この状況からMIOとTOJITSUのレベルは同じとは決して言えません。
MIOのフィールドプレーヤーの中には昨年の滋賀FCの司令塔“蹴球貴公子”前川賢司選手もいます。
ポゼッションはTOJITSUに分があるものの、MIOはボールを奪ってから攻めに転じる速さと狭いエリアにパスを通すセンスが光っており、見ていて引き込まれるプレーをしているのはMIOの方です。
TOJITSUはボランチ奥田が比較的高い位置でプレーし、中盤の司令塔藤原昭とのコンビネーションを模索しているようにも見えました。
守備面では小池を中心に上田・中島でライン統制をしますが、GKとの距離感が不安定。また清津野不在のため最終ラインから一気に攻め上がるという攻撃パターンはできにくい状態ではありました。
関西リーグ開幕戦を欠場した岩田も実践復帰し、キレのある動きとシュートを打つ気持ちの高さから不安は感じられません。
一進一退ながら前半は1-2終わります。

■足の状態は完全ではないものの、ゴールを貪欲にねらう石倉

■コンビネーションを整えつつあるディフェンス陣

■MIOのユニフォームをまとった前川 リーグ戦出場を期待します
後半、石倉が抜けたことで前線でボールを貯めることが厳しくなったTOJITSU。
野元がドリブルで粘るものの、徐々にTOJITSUサイドでボールが動くようになってしまいます。
MIOの前線の動きが早くオフサイドで流れを止めるのも難しく、何度か危機的状況に陥りますが、MIOのフィニッシュがことごとく枠を外れるため事なきを得ます。
後半20分、もう一人のドリブルスペシャリスト、藤原に変えて西﨑を投入。
中央を野元に任せ西﨑はサイドから前線へのボール供給に努めます。FWは岩田一人という状況ながらもMIOゴールは近くなりました。
後半25人には野元・岩田・奥田の主力を下げ、角谷・横山・前田を投入。また違った人員配置でチームバランスをなじませます。
TOJITSUの新監督、山本氏の魅力である多彩なバリエーションでのゲーム展開といった部分がTMでもしっかりと見てとれます。
人選が変わってもTOJITSUの戦力が崩れることはなく、フィニッシュまで持っていけるだけのサッカーはできます。
終了間際には岩田が果敢にシュートを打つシーンや、サイドから決定的なセンタリングが上がるなど1点を返すチャンスはあったものの、ゴールネットを揺らすことはできず1-3でMIOとのTMは決着しました。

■中盤ではだれにもボールを渡さないという自信が見てとれる野元


TMなので勝ち負けにこだわることはありませんし、負けはしましたが悲観すべきようなゲームではなく、細かな修正点をしっかり見出せたこと(このあたりは連携が大きくかかわるので、これから改善可能だと思われます)を思うと、とても実のあるTMでした。
先週のリーグ戦を基準として控えに回っていた選手も、いまのチームの中でしっかりと戦えるだけの力はもっていることが分かっただけでもサポーターにとって収穫は大きかったといえます。
今週末のKSL第2節を目前にして、岩田の出場は間違いないものとなっていますし、前節出場機会のなかった選手にも期待が持てます。
TOJITSU滋賀FC、チーム発足後初勝利にむけてチームのムードはとても良くなっています。
■関西リーグ(Div.2) 第2節
『TOJITSU滋賀FC vs 三菱重工神戸FC』
2010.4.18 11:45K.O. 神戸ユニバー記念競技場
神戸ユニバー競技場は、かつてのヴィッセル神戸のホームスタジアムです(約3万人収容)。
素晴らしいスタジアムで、最高のゲームを期待しましょう。
(神戸ユニバー競技場へは、JR三ノ宮から神戸市営地下鉄 西神中央方面、総合運動公園下車すぐです。)
(お車の場合は阪神高速生田川ランプから山麓バイパスへ、駐車場は¥500です)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
余談
JR貴生川駅と共用になっている信楽高原鉄道の貴生川ホーム。
その案内看板のタヌキが微妙にふてぶてしい。。。

近江鉄道は自転車の持ち込みが可能です。
個人的に自転車が趣味なので、とても魅力的な鉄道です。

この春は滋賀の鉄道で、地元滋賀の魅力を再発見してみるのはいかがでしょうか?
滋賀FC時代から、公式・非公式にかかわらずMIOと対戦する機会はほとんどなく、唯一の対戦となる滋賀FAカップ(天皇杯予選)では滋賀サポーターは史上最高のテンションで応援を繰り広げました。
そのMIO戦もここ2年ほどなく、それぞれのレベルは大きく開いてしまった感さえあります。
今回、トレーニングマッチではありますが、MIOとの対戦が実現するとあって“無理をして”行ってきました。
会社(大阪)を定時で切り上げ、滋賀に向かいます。
ビッグレイクであればそんなに苦もなく行けるんですが、今回の会場は水口スポーツの森です。
5年ぶりにJR草津線に乗りました。 そして生まれて初めて近江鉄道に乗りました。(近江鉄道のいまにも壊れそうなモーターの轟音にはビビりました)。
水口城南駅からスポーツの森までは徒歩です。 コートを着てこなかった上に春夏用のスーツ姿です。
…寒くて死ぬかと思いました。
~余談はこのへんにして・・・
水口スポーツの森に到着したころにはすでにTMもキックオフから20分ほど経過しており、伝え聞いたところすでにスコアは「TJ滋賀1-2MIO」となっていましたので、得点の詳細はよく分かりません。

■紛らわしいですが、グレーがTJ滋賀、ブルーがMIOです。
経過としては、まずはTJ滋賀が先制。 高い位置に上がったMIOのGKとゴールの間のスペースを見逃さなかったTOJITSU滋賀(選手は不明)がループシュートを決めて1-0。
その後、MIOがTOJITSUのDFを振り切りGKも交わして同点に追いつく。 完全に崩された様子です。
立て続けにペナルティエリアでのファウルを受けMIOにPKのチャンス。 これを決めて1-2となったということです。
前半25分に足に違和感を感じたFW石倉が下がり、代わりにドリブラー野元が入り中盤をかき乱して存在感を発揮します。
ゲームの流れとしては一進一退といえるほどの互角のぶつかり合いになっています。
ただし、MIOはトップメンバーは少なく控え選手中心のチーム編成で臨んでいるようですので、この状況からMIOとTOJITSUのレベルは同じとは決して言えません。
MIOのフィールドプレーヤーの中には昨年の滋賀FCの司令塔“蹴球貴公子”前川賢司選手もいます。
ポゼッションはTOJITSUに分があるものの、MIOはボールを奪ってから攻めに転じる速さと狭いエリアにパスを通すセンスが光っており、見ていて引き込まれるプレーをしているのはMIOの方です。
TOJITSUはボランチ奥田が比較的高い位置でプレーし、中盤の司令塔藤原昭とのコンビネーションを模索しているようにも見えました。
守備面では小池を中心に上田・中島でライン統制をしますが、GKとの距離感が不安定。また清津野不在のため最終ラインから一気に攻め上がるという攻撃パターンはできにくい状態ではありました。
関西リーグ開幕戦を欠場した岩田も実践復帰し、キレのある動きとシュートを打つ気持ちの高さから不安は感じられません。
一進一退ながら前半は1-2終わります。

■足の状態は完全ではないものの、ゴールを貪欲にねらう石倉

■コンビネーションを整えつつあるディフェンス陣

■MIOのユニフォームをまとった前川 リーグ戦出場を期待します
後半、石倉が抜けたことで前線でボールを貯めることが厳しくなったTOJITSU。
野元がドリブルで粘るものの、徐々にTOJITSUサイドでボールが動くようになってしまいます。
MIOの前線の動きが早くオフサイドで流れを止めるのも難しく、何度か危機的状況に陥りますが、MIOのフィニッシュがことごとく枠を外れるため事なきを得ます。
後半20分、もう一人のドリブルスペシャリスト、藤原に変えて西﨑を投入。
中央を野元に任せ西﨑はサイドから前線へのボール供給に努めます。FWは岩田一人という状況ながらもMIOゴールは近くなりました。
後半25人には野元・岩田・奥田の主力を下げ、角谷・横山・前田を投入。また違った人員配置でチームバランスをなじませます。
TOJITSUの新監督、山本氏の魅力である多彩なバリエーションでのゲーム展開といった部分がTMでもしっかりと見てとれます。
人選が変わってもTOJITSUの戦力が崩れることはなく、フィニッシュまで持っていけるだけのサッカーはできます。
終了間際には岩田が果敢にシュートを打つシーンや、サイドから決定的なセンタリングが上がるなど1点を返すチャンスはあったものの、ゴールネットを揺らすことはできず1-3でMIOとのTMは決着しました。

■中盤ではだれにもボールを渡さないという自信が見てとれる野元


TMなので勝ち負けにこだわることはありませんし、負けはしましたが悲観すべきようなゲームではなく、細かな修正点をしっかり見出せたこと(このあたりは連携が大きくかかわるので、これから改善可能だと思われます)を思うと、とても実のあるTMでした。
先週のリーグ戦を基準として控えに回っていた選手も、いまのチームの中でしっかりと戦えるだけの力はもっていることが分かっただけでもサポーターにとって収穫は大きかったといえます。
今週末のKSL第2節を目前にして、岩田の出場は間違いないものとなっていますし、前節出場機会のなかった選手にも期待が持てます。
TOJITSU滋賀FC、チーム発足後初勝利にむけてチームのムードはとても良くなっています。
■関西リーグ(Div.2) 第2節
『TOJITSU滋賀FC vs 三菱重工神戸FC』
2010.4.18 11:45K.O. 神戸ユニバー記念競技場
神戸ユニバー競技場は、かつてのヴィッセル神戸のホームスタジアムです(約3万人収容)。
素晴らしいスタジアムで、最高のゲームを期待しましょう。
(神戸ユニバー競技場へは、JR三ノ宮から神戸市営地下鉄 西神中央方面、総合運動公園下車すぐです。)
(お車の場合は阪神高速生田川ランプから山麓バイパスへ、駐車場は¥500です)
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余談
JR貴生川駅と共用になっている信楽高原鉄道の貴生川ホーム。
その案内看板のタヌキが微妙にふてぶてしい。。。

近江鉄道は自転車の持ち込みが可能です。
個人的に自転車が趣味なので、とても魅力的な鉄道です。

この春は滋賀の鉄道で、地元滋賀の魅力を再発見してみるのはいかがでしょうか?
Posted by Ma-ny。 at 01:02│Comments(0)