2010年03月07日
『TOJITSU滋賀FC』誕生
ご挨拶が遅れましたことを心よりお詫び申し上げます。
はや公式発表から2週間が経過しようとしていますが、関西サッカーリーグの「滋賀FC」は、滋賀県リーグの名門クラブ「TOJITSU SHIGA」と運営を一元化させ、2010シーズンより『TOJITSU滋賀FC』として再出発することとなりました。
ここに至るまでの経緯としては、他のブログでも書かれておりますとおりです。
より詳細についてはTOJITSU、滋賀FCの各クラブ間の考えるところにあり、私自身、これまで旧滋賀FC側のみから聞いた情報ですべてを推し量っていましたので、なかなかこのブログに書く決意に至らなかったというのもひとつの理由であります。(いいわけかもしれませんが)
本日、旧TOJITSUサイドのクラブ関係者からもお話を伺え、これまで聞いてきた話と対比してブレのない方向性を確信しましたので、今さらではありますが私からの雑感を述べさせていただきたいと思います。
ここ数年、とくに昨シーズンは自分たちの思うような結果がのこせなかった滋賀FCとTOJITSU滋賀。
昨シーズンの実績から今シーズンへの修正点が明確に見出せていましたが、それを実現化させるのが難しかった両クラブにあってお互いが欲するものがそれぞれ相手にあったということで、今回の合併によって満足できうる“ひとつのクラブチーム”になれたということだと思います。
ひとつになるためには、滋賀FCはクラブチーム、TOJITSUは企業チームということで根本的な部分の大きな違いをどうするのかということもサポーターとしてはとても不安な部分ではありましたが、TOJITSUの責任者様、事務局サイドがクラブチームとしての滋賀FCの理念にご理解いただけたことに、何よりも感謝の気持ちを伝えたいと思います。
今回の合併劇で、どちらが吸収したといったような不毛な言い争いはしたくありませんし、少なくとも私が両サイドの関係者から伺った話ではそれぞれがサッカーを愛し、サッカークラブを持続発展可能な形で残した結果が“TOJITSU滋賀FC”であるということがしっかり伝わりました。
もし私が、滋賀FCのサポーターを始めた頃の考え方でいれば、やはり企業の名前を冠するクラブの応援など難しいと考えたでしょう。
しかし、この5年間滋賀FCに身近で接したことで、サッカークラブとはやはり第一に選手があってこそ成り立つもので、選手がサッカーに打ち込めるための環境づくりができなければ、地域やサポーターといった市民クラブで語るべき部分にすら踏み入ることが出来ないのだと実感しました。
このシーズンオフ、滋賀FCの選手達はこのままサッカーが続けられるのか、滋賀FCがより自分を向上させるためのチームとしてふさわしいのかをずっと不安視しながら練習を続けていました。
TOJITSUの選手たちも2010シーズン開幕を安心して迎えられるのかという不安を抱いていたようです。
そういった真剣にサッカーにとりくむ選手が安心してプレーできる環境になるのならTOJITSU滋賀FCの発足は大歓迎です。
サポーターとしては「湖国からJへ!」の夢を胸に燃やして活動してきましたので、それがまったくの無駄になったのであれば、すべてを諦めて身を引くという覚悟でいましたし、実際のところ私自身そういった気持ちを少なからず持っていました。
TOJITSUのスタッフの方と話をし、企業チームという器ではあるけれどもより市民クラブに近い運営を目指し、そしてチーム自体もまずはJFL、そしてその上を目指すという、滋賀FCファン(TOJITSUファン)がまだまだクラブに夢を託せる余地があると確信しました。
新体制発表から2週間。
新生TOJITSU滋賀FCは、関西リーグ開幕までの残り少ない時間でチームとしての形をしっかりと作り上げられるよう、必死になっています。
サポーターも仲間同士でしっかり話し合って、これからもブレることない姿勢で応援を続け、そして更にTOJITSU滋賀FCが多くの方に愛されるような対外的活動をしていこうと気持ちをひとつにしました。
まだTOJITSU滋賀FCを肌で感じていらっしゃらない方(がほとんどだと思います)には、えもいわれぬ違和感や、多少なりとも不信感などをお持ちの方がいると思います。
滋賀のサッカーファンや、全国の地域リーグファン、すべてのサッカーを愛する方に理解してもらえるクラブになるようお手伝いすることが我々TOJITSU滋賀FCサポーターの使命だと思いますので、クラブ同様、精一杯頑張っていきます。
今シーズンからも、ぜひともTOJITSU滋賀FCにご注目ください。
よろしくお願いします。
今シーズンは地元滋賀でのゲームが極端に少なくなってしまいましたが、地元滋賀、そして近隣地域での試合の際はぜひとも新しく、そして強く魅力的になったTOJITSU滋賀FCのゲームを観戦してください。
サポーターもみなさんと試合会場でお会いできることを楽しみにしています。
はや公式発表から2週間が経過しようとしていますが、関西サッカーリーグの「滋賀FC」は、滋賀県リーグの名門クラブ「TOJITSU SHIGA」と運営を一元化させ、2010シーズンより『TOJITSU滋賀FC』として再出発することとなりました。
ここに至るまでの経緯としては、他のブログでも書かれておりますとおりです。
より詳細についてはTOJITSU、滋賀FCの各クラブ間の考えるところにあり、私自身、これまで旧滋賀FC側のみから聞いた情報ですべてを推し量っていましたので、なかなかこのブログに書く決意に至らなかったというのもひとつの理由であります。(いいわけかもしれませんが)
本日、旧TOJITSUサイドのクラブ関係者からもお話を伺え、これまで聞いてきた話と対比してブレのない方向性を確信しましたので、今さらではありますが私からの雑感を述べさせていただきたいと思います。
ここ数年、とくに昨シーズンは自分たちの思うような結果がのこせなかった滋賀FCとTOJITSU滋賀。
昨シーズンの実績から今シーズンへの修正点が明確に見出せていましたが、それを実現化させるのが難しかった両クラブにあってお互いが欲するものがそれぞれ相手にあったということで、今回の合併によって満足できうる“ひとつのクラブチーム”になれたということだと思います。
ひとつになるためには、滋賀FCはクラブチーム、TOJITSUは企業チームということで根本的な部分の大きな違いをどうするのかということもサポーターとしてはとても不安な部分ではありましたが、TOJITSUの責任者様、事務局サイドがクラブチームとしての滋賀FCの理念にご理解いただけたことに、何よりも感謝の気持ちを伝えたいと思います。
今回の合併劇で、どちらが吸収したといったような不毛な言い争いはしたくありませんし、少なくとも私が両サイドの関係者から伺った話ではそれぞれがサッカーを愛し、サッカークラブを持続発展可能な形で残した結果が“TOJITSU滋賀FC”であるということがしっかり伝わりました。
もし私が、滋賀FCのサポーターを始めた頃の考え方でいれば、やはり企業の名前を冠するクラブの応援など難しいと考えたでしょう。
しかし、この5年間滋賀FCに身近で接したことで、サッカークラブとはやはり第一に選手があってこそ成り立つもので、選手がサッカーに打ち込めるための環境づくりができなければ、地域やサポーターといった市民クラブで語るべき部分にすら踏み入ることが出来ないのだと実感しました。
このシーズンオフ、滋賀FCの選手達はこのままサッカーが続けられるのか、滋賀FCがより自分を向上させるためのチームとしてふさわしいのかをずっと不安視しながら練習を続けていました。
TOJITSUの選手たちも2010シーズン開幕を安心して迎えられるのかという不安を抱いていたようです。
そういった真剣にサッカーにとりくむ選手が安心してプレーできる環境になるのならTOJITSU滋賀FCの発足は大歓迎です。
サポーターとしては「湖国からJへ!」の夢を胸に燃やして活動してきましたので、それがまったくの無駄になったのであれば、すべてを諦めて身を引くという覚悟でいましたし、実際のところ私自身そういった気持ちを少なからず持っていました。
TOJITSUのスタッフの方と話をし、企業チームという器ではあるけれどもより市民クラブに近い運営を目指し、そしてチーム自体もまずはJFL、そしてその上を目指すという、滋賀FCファン(TOJITSUファン)がまだまだクラブに夢を託せる余地があると確信しました。
新体制発表から2週間。
新生TOJITSU滋賀FCは、関西リーグ開幕までの残り少ない時間でチームとしての形をしっかりと作り上げられるよう、必死になっています。
サポーターも仲間同士でしっかり話し合って、これからもブレることない姿勢で応援を続け、そして更にTOJITSU滋賀FCが多くの方に愛されるような対外的活動をしていこうと気持ちをひとつにしました。
まだTOJITSU滋賀FCを肌で感じていらっしゃらない方(がほとんどだと思います)には、えもいわれぬ違和感や、多少なりとも不信感などをお持ちの方がいると思います。
滋賀のサッカーファンや、全国の地域リーグファン、すべてのサッカーを愛する方に理解してもらえるクラブになるようお手伝いすることが我々TOJITSU滋賀FCサポーターの使命だと思いますので、クラブ同様、精一杯頑張っていきます。
今シーズンからも、ぜひともTOJITSU滋賀FCにご注目ください。
よろしくお願いします。
今シーズンは地元滋賀でのゲームが極端に少なくなってしまいましたが、地元滋賀、そして近隣地域での試合の際はぜひとも新しく、そして強く魅力的になったTOJITSU滋賀FCのゲームを観戦してください。
サポーターもみなさんと試合会場でお会いできることを楽しみにしています。
Posted by Ma-ny。 at
22:51
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2009年12月14日
地域交流リーグ 伊勢PERSONNA.FC-滋賀FC
■地域交流リーグ
『伊勢PERSONNA.FC 2-3 滋賀FC』
2009.12.13(Sun) 13:05KO 伊勢市朝熊サッカー場
得点者:【滋賀FC】西﨑2・岩田 【伊勢】小久保・道清
公式戦ではありませんが、公式試合に準じたレギュレーションで行われた地域交流リーグ。
関西リーグの「滋賀FC」、東海リーグの「伊勢PERSONNA.FC 」・「名古屋クラブ」、北陸リーグの「サウルコス福井」による、
地域の枠を超えたクラブ間の交流とチーム育成のためのリーグ戦です。
総当りではありませんが、可能な限り対戦を行うリーグ戦も、滋賀FCvsサウルコス福井のゲームは滋賀FCチーム内にインフルエンザが流行したために中止となり、滋賀FCは今シーズンはこの「伊勢PERSONNA.FC 」との対戦のみが行われます。
滋賀FCとしては10月25日の関西リーグカップから1ヶ月以上ものブランクを経てのゲームで、2009年最後のゲーム。今年の集大成となるもので来期への展望も見出したいところです。
試合会場は伊勢市の朝熊サッカー場。
人工芝2面の公式サッカー場と、同じく1面のフィールドをもつ施設です。
滋賀の水口スポーツの森に似たフィールドで2007年にオープンした施設ですが、人工芝は思いのほか寝ていて固くしまっています。ボールがよく走るピッチのようです。
滋賀FCは、未だインフルエンザを患う選手も数名おりぎりぎりの遠征メンバーで試合に臨みます。
厳しい状況の中、エース岩田、テクニシャン西﨑など主力選手は元気に伊勢にやってきました。
さらに、度重なる怪我で歯がゆい思いのシーズンを過ごした滋賀FCの頼れるキャプテン、前川賢司が10月の骨折からスピード回復をみせ威風堂々とピッチに立ちます。
また、これまで公式戦では出場機会のなかった南條選手がいよいよ登場します。南條選手は滋賀FCの隠れたムードメーカーでサポーターからの人気もなかなかのもの。ようやくそのプレーを伺うことができるというのもこのゲームの楽しみのひとつです。
対するペルソナは、未だ発展途上ながら元Jリーガー中田一三監督のもと現在東海リーグ2部で急成長しているクラブです。
伊勢ペルソナ スタメン
GK 30 小出智史
DF 23 中田徹、11 永田有作、6 大西秀樹
MF 10 渡邊研太、21 大平渉太、22 小久保武、15 福井健太郎、5 選手名不明
FW 3 柘植康宏、9 石黒史也
滋賀FC スタメン
GK 21 遠藤大輔
DF 3 中島毅、13 岡谷良、24 清津野達也
MF 10 前川賢司、15 奥田健斗、27 横山翔、14 西﨑圭祐、10 安田慧
FW 22 南條隆也、11 岩田尚記

ゲームは、立ち上がりはお互い探りあうプレーが目立ち、様子を見ながら主導権を奪い合います。
滋賀FCはボール回しをしてポゼッションを意識、伊勢ペルソナは守備的な布陣から一気に攻めに転じる緩急をつけた戦術でぶつかります。
滋賀FCは前川がその存在感を存分に発揮し、チームバランスと配球の安定感が一気に向上します。
今シーズン、ワンボランチで大きな負担を負っていた奥田、ゴールゲッターの役割に集中できずはがゆい思いをした岩田、余裕が持てなかったDF陣が、前川ひとりの加入でいっきにその本来の力を100%発揮できるようになり、見違えたようなチームになります。
またシーズンを通して調子がよい西﨑も、その自由度がさらに高まり生き生きとプレーします。
序盤は伊勢ペルソナがその持ち味である速さを生かして滋賀FC陣内を混乱させます。
滋賀FCは高い位置でボールを保持しているものの、一瞬の隙から一気に劣勢にたってしまうため、気が抜けなず徐々に守備の意識を高めねばならなくなります。
ペルソナが簡単にサッカーをさせてくれる相手ではないということがはっきりしました。
しかし、ピンチの後にはチャンスがやってきます。
やはりキープレーヤーである前川がサイドに開いた西﨑、横山に、中央で待つ南條・岩田に正確なパスを出すので非常に効率よく効果的な攻撃ができます。
また、右サイドの西﨑の自由なプレーとは対照的に左サイドの清津野がサイドをしっかり意識した力強い攻め上がりと計算されたセンタリングを繰り出し、チームとしてあらゆる攻撃パターンが作れるという強みを持ちます。
前半33分、清津野の左サイドからの攻め上がりに西﨑・岩田がゴール前でうまくボールをつなぎ、西﨑がシュート。 流れの中からの得点で滋賀FCが先制します。
その後も滋賀FCがやや有利なものの、一進一退の攻防で前半を1-0で折り返します。
惜しかったのは、30分過ぎの西﨑のスーパーオーバーヘッドボレーシュート。
アーリークロスに驚きの速さで反応した西﨑は身体を反転させながらのオーバーヘッドで鋭いシュートを放ちます。
相手GKの技術力も高く、後一歩というところでセーブされてしまいましたが、攻める側も守る側もプロ顔負けも最高級のプレーとなりました。
こういった質の高い真剣勝負が繰り広げられていることだけでも見ているものに感動を与えてくれます。





後半、南條に代わって(30)佐々木秀明選手を投入します。
南條選手は無得点に終わったものの、前線での溜めを作るプレーなど岩田を生かす動きをみせてくれました。 45分での後退は個人的にはすこし残念なところです。
変わって入った佐々木選手も公式戦初出場ながら、その能力は高くチームメイトからも評判のいい選手です。南條と同じく前線でプレーします。
(なぜか背番号「30」のユニフォーム、それも一人だけ2007年モデルのユニフォームで出場していました。 深い理由はないそうです。・・・もしかして持ってくるの忘れた??)
ペルソナは一気に4人を交代。
GK小出→(1)中井大吾
DF永田→(7)道清雅紀、大西→(4)川井亘
MF石黒→(20)加藤慧
後半は立ち上がりから滋賀FCがゲームの主導権を握ります。
キックオフからほとんど相手にボールを奪われず伊勢ゴールに襲い掛かります。
ところが後半6分、後半初めて伊勢が滋賀陣内に攻め込みます。しかし攻撃の枚数は少なく滋賀は簡単に処理できるようなプレーでした。
・・・が、唯一この試合の反省点といってもいい、ミスの連鎖でペルソナに得点を許してしまいます。
記録上は伊勢の小久保選手のゴールですが、ほとんど滋賀FCの自殺点といってもいいようなものでした。
その後は勢いづいた伊勢に翻弄されることになります。
先ほどはミスの一端をになってしまったGK遠藤ながら、その後はしっかりしたプレーとすさまじい集中力で相手のシュートを見事に受け止めゴールを死守します。
遠藤もこの試合で一皮向けたような印象を受けました。
後半11分、フィールド中盤右よりの位置でボールを持った前川が瞬時の判断で前線左サイドに飛び出していた西﨑にピンポイントパスを出します。
しっかり足元にボールをうけた西﨑の前にはさえぎるものがなく、左サイドからドリブルで攻め上がり相手GKもかわして強烈なシュートを放ちゴールネットを揺らし再びリードします。
続いて18分、今度は岩田が左サイドに展開した岩田が状況をしっかり見てループシュート。
ボールはGKの頭上を越えゴールに吸い込まれます。これで3-1、ゲームを支配するには十分でした。
その気の緩みがあったのか、31分に伊勢、道清選手が左サイドからの攻め込みで冷静なシュートを決め3-2。
この失点でまた目が覚めた滋賀FCは、各人のプレーにキレが出てきます。
幾度となく伊勢ゴールを襲い、徐々に伊勢の戦意を喪失させます。
30分過ぎには伊勢の選手後退で前半で退いたはずの永田選手(前半はDF)がFWの位置で再投入。(このあたりは公式戦でなはいので許される範囲でしょう)
伊勢が少しばかり息を吹き返します。 この永田選手、長身で本来は守備の選手ですが、守備はもちろんFWとしても恐ろしい活躍をみせます。敵ながらこういった選手がいるチームは非常にうらやましく思います。(滋賀FCサポの中で「獲得したい選手No.1」ということで意見は一致しました。)
90分間を完璧な形でプレーした滋賀FCが結果的には僅差ながらも、3-2で勝利し、2009年を締めくくりました。



シーズンを通して悔しい思いをしてきた滋賀FC。
サポーターはもちろん、何よりも選手たちが毎試合はがゆい思いをし続けてきたことでしょう。
ただ、それでも腐らず成長を重ね、最後にこんないい試合を見せてくれたことがなによりも自分たちを次のステップに進めるための起爆剤になったはずです。
今シーズンを持って退団が決定している選手も何人かはいますし、まだ去就が決まっていない者もいます。
来期の滋賀FCがどのようなメンバーで走り出すのかはまだ未定ですが、今まで積み重ね育ててきたスピリッツは不滅です。
胸を張って、前を向いて2010年を迎えましょう。

厳しい2009年シーズンを戦ってくれた選手一人ひとり、スタッフの皆さんに心より感謝の気持ちを伝えます。
ありがとうございました。
また来年も、湖魂を旨に戦いましょう。
最後に、試合会場やこのブログを通じて滋賀FCに暖かい声援を送ってくださったすべてのサポーター、湖国サッカーファンの皆様に感謝申し上げます。
来年も一緒にがんばりましょう。
『伊勢PERSONNA.FC 2-3 滋賀FC』
2009.12.13(Sun) 13:05KO 伊勢市朝熊サッカー場
得点者:【滋賀FC】西﨑2・岩田 【伊勢】小久保・道清
公式戦ではありませんが、公式試合に準じたレギュレーションで行われた地域交流リーグ。
関西リーグの「滋賀FC」、東海リーグの「伊勢PERSONNA.FC 」・「名古屋クラブ」、北陸リーグの「サウルコス福井」による、
地域の枠を超えたクラブ間の交流とチーム育成のためのリーグ戦です。
総当りではありませんが、可能な限り対戦を行うリーグ戦も、滋賀FCvsサウルコス福井のゲームは滋賀FCチーム内にインフルエンザが流行したために中止となり、滋賀FCは今シーズンはこの「伊勢PERSONNA.FC 」との対戦のみが行われます。
滋賀FCとしては10月25日の関西リーグカップから1ヶ月以上ものブランクを経てのゲームで、2009年最後のゲーム。今年の集大成となるもので来期への展望も見出したいところです。
試合会場は伊勢市の朝熊サッカー場。
人工芝2面の公式サッカー場と、同じく1面のフィールドをもつ施設です。
滋賀の水口スポーツの森に似たフィールドで2007年にオープンした施設ですが、人工芝は思いのほか寝ていて固くしまっています。ボールがよく走るピッチのようです。
滋賀FCは、未だインフルエンザを患う選手も数名おりぎりぎりの遠征メンバーで試合に臨みます。
厳しい状況の中、エース岩田、テクニシャン西﨑など主力選手は元気に伊勢にやってきました。
さらに、度重なる怪我で歯がゆい思いのシーズンを過ごした滋賀FCの頼れるキャプテン、前川賢司が10月の骨折からスピード回復をみせ威風堂々とピッチに立ちます。
また、これまで公式戦では出場機会のなかった南條選手がいよいよ登場します。南條選手は滋賀FCの隠れたムードメーカーでサポーターからの人気もなかなかのもの。ようやくそのプレーを伺うことができるというのもこのゲームの楽しみのひとつです。
対するペルソナは、未だ発展途上ながら元Jリーガー中田一三監督のもと現在東海リーグ2部で急成長しているクラブです。
伊勢ペルソナ スタメン
GK 30 小出智史
DF 23 中田徹、11 永田有作、6 大西秀樹
MF 10 渡邊研太、21 大平渉太、22 小久保武、15 福井健太郎、5 選手名不明
FW 3 柘植康宏、9 石黒史也
滋賀FC スタメン
GK 21 遠藤大輔
DF 3 中島毅、13 岡谷良、24 清津野達也
MF 10 前川賢司、15 奥田健斗、27 横山翔、14 西﨑圭祐、10 安田慧
FW 22 南條隆也、11 岩田尚記

ゲームは、立ち上がりはお互い探りあうプレーが目立ち、様子を見ながら主導権を奪い合います。
滋賀FCはボール回しをしてポゼッションを意識、伊勢ペルソナは守備的な布陣から一気に攻めに転じる緩急をつけた戦術でぶつかります。
滋賀FCは前川がその存在感を存分に発揮し、チームバランスと配球の安定感が一気に向上します。
今シーズン、ワンボランチで大きな負担を負っていた奥田、ゴールゲッターの役割に集中できずはがゆい思いをした岩田、余裕が持てなかったDF陣が、前川ひとりの加入でいっきにその本来の力を100%発揮できるようになり、見違えたようなチームになります。
またシーズンを通して調子がよい西﨑も、その自由度がさらに高まり生き生きとプレーします。
序盤は伊勢ペルソナがその持ち味である速さを生かして滋賀FC陣内を混乱させます。
滋賀FCは高い位置でボールを保持しているものの、一瞬の隙から一気に劣勢にたってしまうため、気が抜けなず徐々に守備の意識を高めねばならなくなります。
ペルソナが簡単にサッカーをさせてくれる相手ではないということがはっきりしました。
しかし、ピンチの後にはチャンスがやってきます。
やはりキープレーヤーである前川がサイドに開いた西﨑、横山に、中央で待つ南條・岩田に正確なパスを出すので非常に効率よく効果的な攻撃ができます。
また、右サイドの西﨑の自由なプレーとは対照的に左サイドの清津野がサイドをしっかり意識した力強い攻め上がりと計算されたセンタリングを繰り出し、チームとしてあらゆる攻撃パターンが作れるという強みを持ちます。
前半33分、清津野の左サイドからの攻め上がりに西﨑・岩田がゴール前でうまくボールをつなぎ、西﨑がシュート。 流れの中からの得点で滋賀FCが先制します。
その後も滋賀FCがやや有利なものの、一進一退の攻防で前半を1-0で折り返します。
惜しかったのは、30分過ぎの西﨑のスーパーオーバーヘッドボレーシュート。
アーリークロスに驚きの速さで反応した西﨑は身体を反転させながらのオーバーヘッドで鋭いシュートを放ちます。
相手GKの技術力も高く、後一歩というところでセーブされてしまいましたが、攻める側も守る側もプロ顔負けも最高級のプレーとなりました。
こういった質の高い真剣勝負が繰り広げられていることだけでも見ているものに感動を与えてくれます。





後半、南條に代わって(30)佐々木秀明選手を投入します。
南條選手は無得点に終わったものの、前線での溜めを作るプレーなど岩田を生かす動きをみせてくれました。 45分での後退は個人的にはすこし残念なところです。
変わって入った佐々木選手も公式戦初出場ながら、その能力は高くチームメイトからも評判のいい選手です。南條と同じく前線でプレーします。
(なぜか背番号「30」のユニフォーム、それも一人だけ2007年モデルのユニフォームで出場していました。 深い理由はないそうです。・・・もしかして持ってくるの忘れた??)
ペルソナは一気に4人を交代。
GK小出→(1)中井大吾
DF永田→(7)道清雅紀、大西→(4)川井亘
MF石黒→(20)加藤慧
後半は立ち上がりから滋賀FCがゲームの主導権を握ります。
キックオフからほとんど相手にボールを奪われず伊勢ゴールに襲い掛かります。
ところが後半6分、後半初めて伊勢が滋賀陣内に攻め込みます。しかし攻撃の枚数は少なく滋賀は簡単に処理できるようなプレーでした。
・・・が、唯一この試合の反省点といってもいい、ミスの連鎖でペルソナに得点を許してしまいます。
記録上は伊勢の小久保選手のゴールですが、ほとんど滋賀FCの自殺点といってもいいようなものでした。
その後は勢いづいた伊勢に翻弄されることになります。
先ほどはミスの一端をになってしまったGK遠藤ながら、その後はしっかりしたプレーとすさまじい集中力で相手のシュートを見事に受け止めゴールを死守します。
遠藤もこの試合で一皮向けたような印象を受けました。
後半11分、フィールド中盤右よりの位置でボールを持った前川が瞬時の判断で前線左サイドに飛び出していた西﨑にピンポイントパスを出します。
しっかり足元にボールをうけた西﨑の前にはさえぎるものがなく、左サイドからドリブルで攻め上がり相手GKもかわして強烈なシュートを放ちゴールネットを揺らし再びリードします。
続いて18分、今度は岩田が左サイドに展開した岩田が状況をしっかり見てループシュート。
ボールはGKの頭上を越えゴールに吸い込まれます。これで3-1、ゲームを支配するには十分でした。
その気の緩みがあったのか、31分に伊勢、道清選手が左サイドからの攻め込みで冷静なシュートを決め3-2。
この失点でまた目が覚めた滋賀FCは、各人のプレーにキレが出てきます。
幾度となく伊勢ゴールを襲い、徐々に伊勢の戦意を喪失させます。
30分過ぎには伊勢の選手後退で前半で退いたはずの永田選手(前半はDF)がFWの位置で再投入。(このあたりは公式戦でなはいので許される範囲でしょう)
伊勢が少しばかり息を吹き返します。 この永田選手、長身で本来は守備の選手ですが、守備はもちろんFWとしても恐ろしい活躍をみせます。敵ながらこういった選手がいるチームは非常にうらやましく思います。(滋賀FCサポの中で「獲得したい選手No.1」ということで意見は一致しました。)
90分間を完璧な形でプレーした滋賀FCが結果的には僅差ながらも、3-2で勝利し、2009年を締めくくりました。



シーズンを通して悔しい思いをしてきた滋賀FC。
サポーターはもちろん、何よりも選手たちが毎試合はがゆい思いをし続けてきたことでしょう。
ただ、それでも腐らず成長を重ね、最後にこんないい試合を見せてくれたことがなによりも自分たちを次のステップに進めるための起爆剤になったはずです。
今シーズンを持って退団が決定している選手も何人かはいますし、まだ去就が決まっていない者もいます。
来期の滋賀FCがどのようなメンバーで走り出すのかはまだ未定ですが、今まで積み重ね育ててきたスピリッツは不滅です。
胸を張って、前を向いて2010年を迎えましょう。

厳しい2009年シーズンを戦ってくれた選手一人ひとり、スタッフの皆さんに心より感謝の気持ちを伝えます。
ありがとうございました。
また来年も、湖魂を旨に戦いましょう。
最後に、試合会場やこのブログを通じて滋賀FCに暖かい声援を送ってくださったすべてのサポーター、湖国サッカーファンの皆様に感謝申し上げます。
来年も一緒にがんばりましょう。
Posted by Ma-ny。 at
23:10
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2009年12月12日
Jの黄門様が描く未来予想図…水戸新スタジアム物語
BS日テレで毎週金曜やってる「Jリーグ 百年旅行」という番組。
Jリーグを取り巻くいろんなテーマをドキュメントで送る30分番組。
サッカーのプレーは一切出てこない、Jリーガーやクラブ、地元の動きなどを追いかけるもので、「クラブと地域の成長」、「文化としてのサッカー」をサポーター活動の最重点としている自分のような人間にはとても魅力的に感じる番組作りです。
今日のテーマは
「Jの黄門様が描く未来予想図…水戸新スタジアム物語」
先日のベガルタ昇格決定戦で、試合内容よりもベガルタのサポーターよりも、何よりも私の目を釘付けにさせたのが、「ケーズデンキスタジアム」。
水戸にもいいスタジアムが出来たなーと、感心したものですが、
その水戸ホーリーホック(FC水戸)の新ホームスタジアムであるケーズデンキスタジアムの杮落としに至るまでのFC水戸スタッフの奮闘ぶりを密着ドキュメントしたものが今回の放送です。
個人的に水戸は贔屓クラブのひとつだし、水戸サポにも知り合いがいるのでそれだけでも注目に値するテーマでしたが、
代表取締役までもが身体に鞭打って孤軍奮闘するその姿には感動しました。
クラブの経営から運営、営業、すべてをこなすその姿は、滋賀FCのような後ろ盾のない小さなクラブのそれとダブって見えます。
こういう情熱をもってクラブを支える人間がいて、クラブも市民も地域も発展していく様が、何よりもJリーグが果たした功績でしょう。
地域や都道府県リーグから上を目指す我々のような人間からすればまさに理想的な姿です。
まぁFC水戸がクラブ経営として成功しているかどうかといえば、素直に「Yes」とはいえないけど、サッカークラブのあるべきカタチのひとつだというのは間違いないでしょう。
いいテーマを採りあげてくださいました。
Jリーグ様、BS日テレ様、ありがとうございます。
FC水戸のホームゲームは、一度「笠松陸上競技場」に見に行ったことがありますが、アクセスの
悪さもあってか、なんともいえない寂しさを感じたものです。
水戸が万年観客動員最下位というのがそうさせたのかもしれません。
ケーズデンキスタジアムの完成で、スタジアム全体が青く染まる日がくることを願っています。
Ps.水戸のチームカラーと滋賀FCのチームカラーはほとんど同じ色彩の「青」です。
スタジアムの横断幕なんか、滋賀FCのそれと見まごうほどです。
だから余計に親近感を感じるのかも。。。
Jリーグを取り巻くいろんなテーマをドキュメントで送る30分番組。
サッカーのプレーは一切出てこない、Jリーガーやクラブ、地元の動きなどを追いかけるもので、「クラブと地域の成長」、「文化としてのサッカー」をサポーター活動の最重点としている自分のような人間にはとても魅力的に感じる番組作りです。
今日のテーマは
「Jの黄門様が描く未来予想図…水戸新スタジアム物語」
先日のベガルタ昇格決定戦で、試合内容よりもベガルタのサポーターよりも、何よりも私の目を釘付けにさせたのが、「ケーズデンキスタジアム」。
水戸にもいいスタジアムが出来たなーと、感心したものですが、
その水戸ホーリーホック(FC水戸)の新ホームスタジアムであるケーズデンキスタジアムの杮落としに至るまでのFC水戸スタッフの奮闘ぶりを密着ドキュメントしたものが今回の放送です。
個人的に水戸は贔屓クラブのひとつだし、水戸サポにも知り合いがいるのでそれだけでも注目に値するテーマでしたが、
代表取締役までもが身体に鞭打って孤軍奮闘するその姿には感動しました。
クラブの経営から運営、営業、すべてをこなすその姿は、滋賀FCのような後ろ盾のない小さなクラブのそれとダブって見えます。
こういう情熱をもってクラブを支える人間がいて、クラブも市民も地域も発展していく様が、何よりもJリーグが果たした功績でしょう。
地域や都道府県リーグから上を目指す我々のような人間からすればまさに理想的な姿です。
まぁFC水戸がクラブ経営として成功しているかどうかといえば、素直に「Yes」とはいえないけど、サッカークラブのあるべきカタチのひとつだというのは間違いないでしょう。
いいテーマを採りあげてくださいました。
Jリーグ様、BS日テレ様、ありがとうございます。
FC水戸のホームゲームは、一度「笠松陸上競技場」に見に行ったことがありますが、アクセスの
悪さもあってか、なんともいえない寂しさを感じたものです。
水戸が万年観客動員最下位というのがそうさせたのかもしれません。
ケーズデンキスタジアムの完成で、スタジアム全体が青く染まる日がくることを願っています。
Ps.水戸のチームカラーと滋賀FCのチームカラーはほとんど同じ色彩の「青」です。
スタジアムの横断幕なんか、滋賀FCのそれと見まごうほどです。
だから余計に親近感を感じるのかも。。。
Posted by Ma-ny。 at
00:42
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2009年11月25日
滋賀レイクスターズ ホームゲーム観戦より
毎度のことながら、今回も記事投稿が遅くなりました。
先日滋賀FCサポーター総出で(といっても都合で5人だけでしたが)観戦した、bjリーグ「滋賀レイクスターズ」ホームゲームの感想を書かせていただきます。

まず、はじめに、試合会場でごあいさつさせていただきました、滋賀のスポーツを暖かく応援していらっしゃる「あつ」さんに、あらためて感謝申し上げます。
場違いなサッカーファンを心よく迎えていただきありがとうございました。
さて、ここまで素晴らしいゲームを続け上位に食い込んでいた滋賀レイクスターズですが、
我々が観戦した15日の大分ヒートデビルズ戦・・・
思いもよらない屈辱的な展開で逆転負けを喫してしまいました。
ちなみに、前日の14日も私一人ですが、見に行っておりまして、昨年最下位、今季も下位に低迷している大分相手にまさかの2連敗をしてしまいました。
あまり書くと立場がないですが、もしかすると滋賀FCサポーターが疫病神なのかなとも・・・(以下、自粛)

試合そのものはとても興奮できるもので、14日は2階席から俯瞰で全体の動きを、15日は1階席で臨場感を肌で感じました。
試合以上にとても感心したのが、会場の雰囲気作りです。
照明や映像、チアリーディングによる演出は、さすがはプロチーム!といったところですが、そんな見せかけだけの華やかしさではなく、観客の一人ひとりが熱狂して一喜一憂するスポーツの本当の楽しみ方がしっかりとできていたことにに感動しました。
会場のアナウンスを担当するスタジアムDJ(?)に、サッカーファンなら知らない人はいないであろう、仙石幸一さんが抜擢されていたのには鳥肌が立ちました。
仙石さんといえば、ガンバ大阪のスタジアムDJとしてあまりにも有名で、その力強く気持ちのこもったアナウンスはJリーグ随一とまで言われています。(個人的に、彼のことを「仙石神」と呼んでます)

そんな仙石さんが体育館にいるすべての観客・ブースターに呼び掛け、そして観客はレスポンスする。
会場が広く、応援ゾーンと座って観戦するゾーンの区別がはっきりして、ある種会場内でもいくらかの隔たりができてしまうサッカーと違い、小さくまとまれるバスケットボールの会場ならではの雰囲気です。
ただ会場が狭いからいいというわけではなくて、会場が狭くても一人ひとりのお客さんがレスポンスを返さなければ一体感というのは生まれません。
滋賀県民はそういった自己主張が下手な(シャイな)人種が多いと勝手に思ってましたが、それは間違いでした。
試合展開によってムードは大きく変わりますが、展開がレイクスに大きく傾いたとき、あるいはレイクスがピンチを迎えている時の観客のサポートする姿勢は一糸乱れぬすばらしいものでした。
仙石さんだけでなくブースターからのコールにも素早く会場全体が反応し、最高の空間を作り上げていたのには涙が出そうになりました。



悪く言うわけではありませんが、3月に観戦した東京アパッチのホームゲーム(この時は運悪く駒沢体育館=本来のホームは有明体育館でしたが)ではこれほどの一体感、これほどの熱い雰囲気はありませんでした。
数少ない私のbjリーグの観戦経験だけでいえば、滋賀レイクスターズのブースターは東京アパッチのそれをはるかに凌駕しています。
感動させられることばかりでしたが、滋賀FCサポーターとしても、大いに勉強になったのはいうまでもありません。
今までどうしても「サポーターと、その他の観客のみなさん」というような微妙な距離感があったのは否めませんし、そのことを危惧されている方もネットの意見などをみるとおられます。
レイクスの「ブースターと会場のファン」のような必ずしも密着はしていないけれども、しかししっかりとした繋がりのある関係を滋賀FCでも作り上げていきたいなと改めて感じました。
これからもレイクスをお手本に、滋賀FCの素晴らしさを広めていければと思います。
また、これからも機会があればレイクスの応援によせていただきますので、ブースターの皆さん、よろしくお願いします。
・・・いい加減、滋賀FCサポーターの全敗ジンクスを払拭したいので(^^;
(私の名誉のために、他のメンバーは3試合観戦=3敗ですが、私は4試合観戦=1勝3敗です(^^; )

滋賀咲くBLOG様、湖国スポーツへのご支援、ありがとうございます。
先日滋賀FCサポーター総出で(といっても都合で5人だけでしたが)観戦した、bjリーグ「滋賀レイクスターズ」ホームゲームの感想を書かせていただきます。

まず、はじめに、試合会場でごあいさつさせていただきました、滋賀のスポーツを暖かく応援していらっしゃる「あつ」さんに、あらためて感謝申し上げます。
場違いなサッカーファンを心よく迎えていただきありがとうございました。
さて、ここまで素晴らしいゲームを続け上位に食い込んでいた滋賀レイクスターズですが、
我々が観戦した15日の大分ヒートデビルズ戦・・・
思いもよらない屈辱的な展開で逆転負けを喫してしまいました。
ちなみに、前日の14日も私一人ですが、見に行っておりまして、昨年最下位、今季も下位に低迷している大分相手にまさかの2連敗をしてしまいました。
あまり書くと立場がないですが、もしかすると滋賀FCサポーターが疫病神なのかなとも・・・(以下、自粛)

試合そのものはとても興奮できるもので、14日は2階席から俯瞰で全体の動きを、15日は1階席で臨場感を肌で感じました。
試合以上にとても感心したのが、会場の雰囲気作りです。
照明や映像、チアリーディングによる演出は、さすがはプロチーム!といったところですが、そんな見せかけだけの華やかしさではなく、観客の一人ひとりが熱狂して一喜一憂するスポーツの本当の楽しみ方がしっかりとできていたことにに感動しました。
会場のアナウンスを担当するスタジアムDJ(?)に、サッカーファンなら知らない人はいないであろう、仙石幸一さんが抜擢されていたのには鳥肌が立ちました。
仙石さんといえば、ガンバ大阪のスタジアムDJとしてあまりにも有名で、その力強く気持ちのこもったアナウンスはJリーグ随一とまで言われています。(個人的に、彼のことを「仙石神」と呼んでます)

そんな仙石さんが体育館にいるすべての観客・ブースターに呼び掛け、そして観客はレスポンスする。
会場が広く、応援ゾーンと座って観戦するゾーンの区別がはっきりして、ある種会場内でもいくらかの隔たりができてしまうサッカーと違い、小さくまとまれるバスケットボールの会場ならではの雰囲気です。
ただ会場が狭いからいいというわけではなくて、会場が狭くても一人ひとりのお客さんがレスポンスを返さなければ一体感というのは生まれません。
滋賀県民はそういった自己主張が下手な(シャイな)人種が多いと勝手に思ってましたが、それは間違いでした。
試合展開によってムードは大きく変わりますが、展開がレイクスに大きく傾いたとき、あるいはレイクスがピンチを迎えている時の観客のサポートする姿勢は一糸乱れぬすばらしいものでした。
仙石さんだけでなくブースターからのコールにも素早く会場全体が反応し、最高の空間を作り上げていたのには涙が出そうになりました。



悪く言うわけではありませんが、3月に観戦した東京アパッチのホームゲーム(この時は運悪く駒沢体育館=本来のホームは有明体育館でしたが)ではこれほどの一体感、これほどの熱い雰囲気はありませんでした。
数少ない私のbjリーグの観戦経験だけでいえば、滋賀レイクスターズのブースターは東京アパッチのそれをはるかに凌駕しています。
感動させられることばかりでしたが、滋賀FCサポーターとしても、大いに勉強になったのはいうまでもありません。
今までどうしても「サポーターと、その他の観客のみなさん」というような微妙な距離感があったのは否めませんし、そのことを危惧されている方もネットの意見などをみるとおられます。
レイクスの「ブースターと会場のファン」のような必ずしも密着はしていないけれども、しかししっかりとした繋がりのある関係を滋賀FCでも作り上げていきたいなと改めて感じました。
これからもレイクスをお手本に、滋賀FCの素晴らしさを広めていければと思います。
また、これからも機会があればレイクスの応援によせていただきますので、ブースターの皆さん、よろしくお願いします。
・・・いい加減、滋賀FCサポーターの全敗ジンクスを払拭したいので(^^;
(私の名誉のために、他のメンバーは3試合観戦=3敗ですが、私は4試合観戦=1勝3敗です(^^; )

滋賀咲くBLOG様、湖国スポーツへのご支援、ありがとうございます。
Posted by Ma-ny。 at
23:18
│Comments(3)
2009年11月14日
滋賀レイクスターズに学ぼう
滋賀FCの降格劇から早くもひと月が経ちました。
いつもでも落胆はしていられませんし、先のKSLカップでは興奮する試合を見せてくれましたのでこれからの滋賀FCの飛躍に期待したいところです。
チームも「地域交流リーグ」なる新構想のもと、北信越のサウルコス福井、東海の名古屋クラブ(残念ながら名古屋も県リーグ降格が決まってしまいましたが)、同じく東海リーグの伊勢ペルソナとの地域の垣根を越えた交流試合をこなして切磋琢磨していくようです。
いろいろな試みをしていく滋賀FCにおおいに期待します。
さて、今年の滋賀FCは早々にシーズンオフに突入してしまい、サポーターとしても手持無沙汰な感が否めない今日この頃です。
そこで、常々サポーター間で話題に上っているbjリーグ「滋賀レイクスターズ」の観戦(応援)に行こうということになりました。
サッカーとはジャンルが違いますが滋賀県初のプロスポーツクラブで県民の期待を背負って奮闘中のレイクス。
bj参戦2シーズン目の今年は現在2位(Westernカンファレンス)と絶好のポジションにつけています。
もうすっかり滋賀の顔になりましたね。

レイクスには滋賀FCの選手(元選手)やクラブスタッフが運営のお手伝いをすることもあり、身近な存在に感じていますし、自分自身昨シーズン(今年3月)に」東京アパッチとの試合を観戦し強豪東京に1勝1敗と白熱した試合を披露してくれました。
自分としてはそれまでは「地域密着スポーツはサッカーで!」という偏った考えしかもっていませんでしたが、はるばる東京まで応援に来ていた多くのブースターを見て、SAGAWAやMIO、そして滋賀FCではなし得なかったクラブと地域住民との深いコミュニケーションをレイクスターズがすんなりと実現させたなぁと、うらやましく思ったほどです。
滋賀FCクラブ関係者がレイクスとの接点を持っているのも、そういった点で習得するものがあるからかもしれません。


ならば、滋賀FCサポーターもレイクスブースターに習おう・・・というと大げさですが、スポーツで盛り上がるのが大好きな我々ですので、一緒に楽しませてもらおうと思っています。
11/15の試合に行こうと前々から予定はしていたものの、なかなかメンバーの都合が合わず、5人ほどの少数ではありますが会場のムードをレイクブルーに染める意気込みはしっかりもってお邪魔します。
自分にとっては、レイクスのホームゲームは初体験なのでとても楽しみにしています。
レイクスブースターの皆様、よろしくお願いします。

余談ですが、東京アパッチとの試合で、今話題のあの方(正確にはあの方のお父様)を発見しました。

なんでもアパッチの社長に就任されてるとか。
個人的に子供の頃から西武ライオンズファンだったので感激しました。握手してもらったのは今となっては恥ずかしい東京での思い出。。。
※ブログのトップ画像ですが、現在「10/4アイン食品の試合告知」が掲載されています。
修正したいのですが・・・・
パソコンにWindows 7をインストールしたところ、今まで使っていた画像加工ソフトが動かなくなってしまいいました。
近々Windows 7対応のソフトに買い換える予定ですが、それまで画像をいじることができないのでどうかご容赦ください。
・・・パソコンの動作が軽くなったのはいいけど、使えなくなったソフトがいくつかあります。 考え物ですわヽ(´ー`)ノ
いつもでも落胆はしていられませんし、先のKSLカップでは興奮する試合を見せてくれましたのでこれからの滋賀FCの飛躍に期待したいところです。
チームも「地域交流リーグ」なる新構想のもと、北信越のサウルコス福井、東海の名古屋クラブ(残念ながら名古屋も県リーグ降格が決まってしまいましたが)、同じく東海リーグの伊勢ペルソナとの地域の垣根を越えた交流試合をこなして切磋琢磨していくようです。
いろいろな試みをしていく滋賀FCにおおいに期待します。
さて、今年の滋賀FCは早々にシーズンオフに突入してしまい、サポーターとしても手持無沙汰な感が否めない今日この頃です。
そこで、常々サポーター間で話題に上っているbjリーグ「滋賀レイクスターズ」の観戦(応援)に行こうということになりました。
サッカーとはジャンルが違いますが滋賀県初のプロスポーツクラブで県民の期待を背負って奮闘中のレイクス。
bj参戦2シーズン目の今年は現在2位(Westernカンファレンス)と絶好のポジションにつけています。
もうすっかり滋賀の顔になりましたね。

レイクスには滋賀FCの選手(元選手)やクラブスタッフが運営のお手伝いをすることもあり、身近な存在に感じていますし、自分自身昨シーズン(今年3月)に」東京アパッチとの試合を観戦し強豪東京に1勝1敗と白熱した試合を披露してくれました。
自分としてはそれまでは「地域密着スポーツはサッカーで!」という偏った考えしかもっていませんでしたが、はるばる東京まで応援に来ていた多くのブースターを見て、SAGAWAやMIO、そして滋賀FCではなし得なかったクラブと地域住民との深いコミュニケーションをレイクスターズがすんなりと実現させたなぁと、うらやましく思ったほどです。
滋賀FCクラブ関係者がレイクスとの接点を持っているのも、そういった点で習得するものがあるからかもしれません。


ならば、滋賀FCサポーターもレイクスブースターに習おう・・・というと大げさですが、スポーツで盛り上がるのが大好きな我々ですので、一緒に楽しませてもらおうと思っています。
11/15の試合に行こうと前々から予定はしていたものの、なかなかメンバーの都合が合わず、5人ほどの少数ではありますが会場のムードをレイクブルーに染める意気込みはしっかりもってお邪魔します。
自分にとっては、レイクスのホームゲームは初体験なのでとても楽しみにしています。
レイクスブースターの皆様、よろしくお願いします。

余談ですが、東京アパッチとの試合で、今話題のあの方(正確にはあの方のお父様)を発見しました。

なんでもアパッチの社長に就任されてるとか。
個人的に子供の頃から西武ライオンズファンだったので感激しました。握手してもらったのは今となっては恥ずかしい東京での思い出。。。
※ブログのトップ画像ですが、現在「10/4アイン食品の試合告知」が掲載されています。
修正したいのですが・・・・
パソコンにWindows 7をインストールしたところ、今まで使っていた画像加工ソフトが動かなくなってしまいいました。
近々Windows 7対応のソフトに買い換える予定ですが、それまで画像をいじることができないのでどうかご容赦ください。
・・・パソコンの動作が軽くなったのはいいけど、使えなくなったソフトがいくつかあります。 考え物ですわヽ(´ー`)ノ
Posted by Ma-ny。 at
11:41
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