2009年07月23日
闘う集団であれ
関西リーグ戦はシーズン14試合のうちの13試合を終了しました。
第14節(第8節が10月に延期のため未消化)を終えて、滋賀FCは4勝8敗1分。
勝点13で7位に甘んじています。
志高くして挑んだ関西リーグ1部の戦いでしたが、現実は降格危機に面し残留を最大目的とせざるをえなくなりました。
関西リーグからJFLへ昇格するチームがあるかないかで事態は変わりますが、通常のレギュレーションとしては7位以下の2クラブが関西リーグ2部へ降格します。
滋賀FCはまさに今無条件降格圏内にいるのです。
すべては想定外の出来事の積み重ねでした。
主力選手の大量退団、他クラブへの移籍、
クラブ運営の経済的事情の悪化、
監督召喚の失敗、
補強の遅れによるチーム形成の遅延、
主力選手の怪我、
最後は“己の力不足”の一言に尽きます。
先日の三洋電機戦での滋賀FCは、お世辞にも“残留をかけて戦うチーム”ではありませんでした。
開始早々に先制しバランスよくゲーム運びを行う滋賀FC。
ミスから同点に追いつかれるも、1-1で前半を終了し後半に希望を持ちました。
しかし、多くの観客の目の前で繰り広げられたのは、集中力が切れ、選手のモチベーションに大きな開きがありうなだれる者、鼓舞するもの、一人で事態を打開せんと走り続ける者…
バラバラになったチームにゴールなど生まれるはずもなく、またしてもミスから失点を許すとあとは芋づる式にゴールを与える始末。

■前半は気合の入ったプレーが繰り広げられた
勝敗は仕方ないとしても、次に大事になってくる得失点差というものを考えていかなければならなかったにも関わらず無残な失点劇の連続で1-4の大敗を喫する結果になってしまいました。
前期日程での三洋電機戦もそうでしたが、滋賀FCの歴史上、一二を争うほどの出来の悪い試合が 対三洋電機の2試合で、その前に1-10の大敗を喫したラランジャ京都戦よりも悪い評価をせざるをえません。
同じ過ちを、それもチームの降格が危ぶまれたこの時期に繰り返してしまったことが悲しく、怒りを覚える部分さえあります。

■珍しく後半開始前に円陣を組んだ滋賀FCだったが、気持ちはひとつにならなかった
先述の、前期日程でのラランジャ京都戦での1-10の大敗スコアのゲームであっても、滋賀FCは終了のホイッスルが吹かれる瞬間まで1点を狙いに走りぬきました。
三洋電機戦にはその姿はなく、早々に気持ちが折れてしまっていました。
スポーツを精神論で語るのは力のない者のすることだとは思いますが、ここまでくれば思いが強い者が残留を勝ち取ることができると信じています。

■最後まで闘うチームを作ろうと周囲を鼓舞し続けたエース岩田
サポーターが望む滋賀FC像は、どんなにやられようと最後まで走ることをやめない、胸を張って誇れるチームであることです。
限りなく厳しい状況に立たされた滋賀FCですが、まだかすかに残留の可能性が残っています。
そして、最後の一戦までに2ヶ月以上のブランクがあり、骨折で戦線離脱した大黒柱、前川健司の復帰も期待されます。
リーグ戦での累積警告も全員2枚以内で最終戦に出場できない選手はいません。
さらに、8月には天皇杯予選を戦い、初戦を勝ち抜けば残留争いを演じるHIRAとの対戦になり、HIRAを打ち負かすことでチームに自信を与えることになるかもしれません。
可能性はまだまだ沢山あります。
最終節までの長いようで短い時間を大切にして、そして最後に笑えるよう、チームには最善の努力を、そして試合ではすべての力を発揮してくれるよう、切に願います。
第14節(第8節が10月に延期のため未消化)を終えて、滋賀FCは4勝8敗1分。
勝点13で7位に甘んじています。
志高くして挑んだ関西リーグ1部の戦いでしたが、現実は降格危機に面し残留を最大目的とせざるをえなくなりました。
関西リーグからJFLへ昇格するチームがあるかないかで事態は変わりますが、通常のレギュレーションとしては7位以下の2クラブが関西リーグ2部へ降格します。
滋賀FCはまさに今無条件降格圏内にいるのです。
すべては想定外の出来事の積み重ねでした。
主力選手の大量退団、他クラブへの移籍、
クラブ運営の経済的事情の悪化、
監督召喚の失敗、
補強の遅れによるチーム形成の遅延、
主力選手の怪我、
最後は“己の力不足”の一言に尽きます。
先日の三洋電機戦での滋賀FCは、お世辞にも“残留をかけて戦うチーム”ではありませんでした。
開始早々に先制しバランスよくゲーム運びを行う滋賀FC。
ミスから同点に追いつかれるも、1-1で前半を終了し後半に希望を持ちました。
しかし、多くの観客の目の前で繰り広げられたのは、集中力が切れ、選手のモチベーションに大きな開きがありうなだれる者、鼓舞するもの、一人で事態を打開せんと走り続ける者…
バラバラになったチームにゴールなど生まれるはずもなく、またしてもミスから失点を許すとあとは芋づる式にゴールを与える始末。

■前半は気合の入ったプレーが繰り広げられた
勝敗は仕方ないとしても、次に大事になってくる得失点差というものを考えていかなければならなかったにも関わらず無残な失点劇の連続で1-4の大敗を喫する結果になってしまいました。
前期日程での三洋電機戦もそうでしたが、滋賀FCの歴史上、一二を争うほどの出来の悪い試合が 対三洋電機の2試合で、その前に1-10の大敗を喫したラランジャ京都戦よりも悪い評価をせざるをえません。
同じ過ちを、それもチームの降格が危ぶまれたこの時期に繰り返してしまったことが悲しく、怒りを覚える部分さえあります。

■珍しく後半開始前に円陣を組んだ滋賀FCだったが、気持ちはひとつにならなかった
先述の、前期日程でのラランジャ京都戦での1-10の大敗スコアのゲームであっても、滋賀FCは終了のホイッスルが吹かれる瞬間まで1点を狙いに走りぬきました。
三洋電機戦にはその姿はなく、早々に気持ちが折れてしまっていました。
スポーツを精神論で語るのは力のない者のすることだとは思いますが、ここまでくれば思いが強い者が残留を勝ち取ることができると信じています。

■最後まで闘うチームを作ろうと周囲を鼓舞し続けたエース岩田
サポーターが望む滋賀FC像は、どんなにやられようと最後まで走ることをやめない、胸を張って誇れるチームであることです。
限りなく厳しい状況に立たされた滋賀FCですが、まだかすかに残留の可能性が残っています。
そして、最後の一戦までに2ヶ月以上のブランクがあり、骨折で戦線離脱した大黒柱、前川健司の復帰も期待されます。
リーグ戦での累積警告も全員2枚以内で最終戦に出場できない選手はいません。
さらに、8月には天皇杯予選を戦い、初戦を勝ち抜けば残留争いを演じるHIRAとの対戦になり、HIRAを打ち負かすことでチームに自信を与えることになるかもしれません。
可能性はまだまだ沢山あります。
最終節までの長いようで短い時間を大切にして、そして最後に笑えるよう、チームには最善の努力を、そして試合ではすべての力を発揮してくれるよう、切に願います。
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02:17
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2009年07月12日
本日、関西リーグ第13節
本日、7月12日 14:00からビッグレイクにて関西リーグ第13節、
『滋賀FC vs 阪南大クラブ』が開催されます。
滋賀FCにとって、今季二度目のホームゲーム(ビッグレイク開催)となり地元で熱戦を繰り広げます。
数少ないビッグレイクでのゲームをぜひ皆さんの声援で盛り上げてください。
来場いただいた方には、
「滋賀FCハーフシーズンプログラム(第2号)」を先着60部、
「阪南大クラブ戦 マッチデープログラム」を先着100部、
差し上げます。
ビッグレイクCコート観客ゾーン入口に専用のプログラムホルダーを設置しておりますので、ご自由にお取りください。(無料です)
(できるだけ多くの方にお読みいただきたいのでおひとり様またはお一組様1部でお願いします)

また、滋賀FCサポートブログ各所でお願いしております、
「横断幕設置作業のお願い」についてもご協力くださいますようお願いします。
滋賀FC、滋賀FCサポーターはより多くの方と一緒に勝利をつかみ取りたいと考えております。
応援のお手伝い、あるいは一緒に声を出して応援してくださる方など、
お気持ちのある方はお気軽にサポーターにお声をおかけください。
本日も暑くなりますが、ご声援よろしくお願いいたします。


『滋賀FC vs 阪南大クラブ』が開催されます。
滋賀FCにとって、今季二度目のホームゲーム(ビッグレイク開催)となり地元で熱戦を繰り広げます。
数少ないビッグレイクでのゲームをぜひ皆さんの声援で盛り上げてください。
来場いただいた方には、
「滋賀FCハーフシーズンプログラム(第2号)」を先着60部、
「阪南大クラブ戦 マッチデープログラム」を先着100部、
差し上げます。
ビッグレイクCコート観客ゾーン入口に専用のプログラムホルダーを設置しておりますので、ご自由にお取りください。(無料です)
(できるだけ多くの方にお読みいただきたいのでおひとり様またはお一組様1部でお願いします)

また、滋賀FCサポートブログ各所でお願いしております、
「横断幕設置作業のお願い」についてもご協力くださいますようお願いします。
滋賀FC、滋賀FCサポーターはより多くの方と一緒に勝利をつかみ取りたいと考えております。
応援のお手伝い、あるいは一緒に声を出して応援してくださる方など、
お気持ちのある方はお気軽にサポーターにお声をおかけください。
本日も暑くなりますが、ご声援よろしくお願いいたします。


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07:22
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2009年06月22日
関西リーグ(D1)第10節 滋賀FC-BSC HIRA
■2009関西リーグ(D1)第10節
『滋賀FC 3-1 BSC HIRA』
2009.6.20(Sat) 11:45- 万博多目的グランド
得点:岩田2・岡谷
滋賀FCの直近2試合は課題と反省、そして不安材料山積で「残留」の文字もちらつき始めた滋賀FC。
前期日程でも開幕から厳しい戦いを続けてきた滋賀FCが1部リーグ初勝利をあげた相手BSC HIRAとの再びの対戦で、また調子を上向きに変えていきたいところ。
そんな一戦は大きなターニングポイントとなる試合となりました。
試合会場は万博多目的グランド。
前期のアスパ五色に続いて、滋賀県勢の対戦にも関わらず県外での試合になったのは非常に残念です。
さらに、今回は主催者(?)がかなり高圧的でいきなり不愉快な気分にさせられます。
今まで応援してきたバックスタンド側の高台での応援は禁止。それも、そこにサポーターが陣取ってから、担当者が血相を変えてやってきてまるで不法侵入をしたかのような言いようでまくし立てられたのには失望しました。
(鳴り物禁止ということ以外の事前連絡はなかったので、いまだに疑念はぬぐえません)
関西リーグにはサポーターの有無は関係なく、どんな試合にも観客がいるという意識のもとで運営をしてもらえるよう切に願います。

■いつも以上に劣悪な観戦環境ですので写真もこんな感じです
今節の滋賀FC、先週に引き続いて岡谷をDFに構えてのスタート。
さらに保田をボランチで起用。
出場停止の解けた中島を中心に新しい守備態勢でHIRAに相対します。
攻撃面では1.5列目に中川が復帰。
三洋洲本戦で膝を痛め長期離脱の恐れもあった中川が気迫の戦列復帰でゴールの予感も漂います。

■試行錯誤か?脱皮か? 新たな陣形でのキックオフ

■中島の復帰で守備は一気に締ります
試合開始から滋賀FCが支配権を握り、緩急をつけてHIRAを翻弄します。
対するHIRAが動き、連携ともに鈍くそれほど脅威を感じなかったということもあるものの、滋賀FCの攻守にわたってのバランスの良さが目立ちました。
公式戦では初めてのポジションとなる選手が多くいる中でイメージ通りの試合運びができたのはチームのムードをよくします。
試合前のミーティングで前川(監督代行?)が「前半に絶対1点、いや2点取ろう!」と鼓舞していたその言葉を現実のものとすべくボールをゴール前へと運びます。
チームの核となる西崎のドリブルに加え、後方支援から時には一気に前線突破を試みる奥田、そして前線では中川のボールコントロールと、中川の存在のおかげで自由に動ける梅辻・岩田の運動量でHIRAゴールに襲い掛かります。
とくに、梅辻の自由度が上がったことが滋賀FCをパワーアップさせた。
枠をとらえないものも多かったものの、シュートも多くHIRAの反撃の恐れが比較的少なかったためにチームはどんどん前のめりになっていきます。
前半30分頃(時間は曖昧です)、怒涛の攻めから得たコーナーキックのチャンス。
保田のCKからゴール前を何度もシュートで襲う、HIRAの決死のディフェンスに折れずに攻撃を続け右サイドにボールがこぼれたところを岩田が豪快にシュート。
ボールはゴールネット左に突き刺さり滋賀FCが先制。
滋賀FCのエースとして昨年は得点王。しかし今季はなかなかゴールを決められず苛立ちと責任感でプレッシャーを感じていた岩田のゴールでチームは一気に勢いづいた。

■エースの存在を知らしめる岩田のゴールが炸裂
前半は攻めの姿勢を崩さず走り抜き1-0のリードで折り返す滋賀FC。
後半も立ち上がりから勢いよくゴールに向かいます。
後半5分、左サイドからのコーナーキックに攻撃参加していた岡谷が飛び込んでヘディングシュートを決めます。
素晴らしい経歴をもちながら、昨年はフットサルをプレーしていたためサッカーの感が戻らずディフェンス起用されていた岡谷だが、やはり得点の嗅覚は天性のもの。
絶妙のヘディングでチームをさらに盛り上げます。

■セットプレーのチャンスを確実にモノにしてさらに勢いづく
さらに滋賀FCの攻撃は続きます。
今シーズン最高に調子の良い奥田と、攻撃意識の高い清津野の飛び出しでチャンスをつくると岩田のシュートで終わる攻撃スタイル。
西崎の個人突破に中川のゲームコントロールと、多様な攻撃パターンでまだまだゴールを予感できます。
15分(?)に、全員攻撃で押し上げたところを少し遠めにいた岩田がミドルシュートを決め3-0。
開幕戦以来の1試合2得点の岩田は、このゴールで得点ランキング2位に浮上します。
チーム順位がおもわしくない滋賀FCで、それでもタイトルを狙える位置にいる岩田の技術力の高さがうかがえます。
その後後半20分頃からHIRAの反撃が始まります。
中盤から前線にかけて巧みにボールを回すHIRAに滋賀FCディフェンスが対処できずずるずると後ずさりする形になり、形成は逆転します。
ただ、完全に滋賀FCを崩しきれないHIRAに、滋賀FCはチャンスさえあれば攻撃に転ずるだけの余裕は残していました。
ところが、不用意がディフェンスのマークミスからHIRAにゴールを許してしまいます。
左サイドから攻め上がるHIRAに滋賀FCディフェンス陣は全員が意識を奪われ、逆サイドどころかゴール前でさえ守備が薄くなり、そこを詰めていたHIRAの選手に簡単に決められてしまいます。
3点のリードがあるとはいえ、得失点を考えれば少しでも差を開けておくことが大事ですが、この失点はいただけません。

■後半20分頃からHIRAのペースになります
残り10分は、うだるような暑さの中、両チームとの運動量が落ち多少尻つぼみ感のある試合になりましたが、しかし平等な条件下で、完璧な勝利をつかみ取った滋賀FCは十分称賛に値します。
前期のラランジャ戦、三洋戦で大敗を喫したため勝点でHIRAに並んだものの得失点差で6位のまま順位に変動はありませんでしたが、今後の試合にむけてのいい起爆剤になったと信じたい。そんな勝点3でした。
次節は京都BAMB1993戦。
現在最下位ながら得点数は滋賀FCよりも多く、油断できない相手です。
前期はかろうじて勝利できましたが、後期も勝って勝ち点を積み上げたいところ。
ターニングポイント第2章、滋賀FC完全復調にむけて皆さんの応援をお願いします。

関西リーグ(1部)第11節
『滋賀FC - 京都BAMB1993』
6.27 12:45キックオフ 阪南大高見の里グランド
『滋賀FC 3-1 BSC HIRA』
2009.6.20(Sat) 11:45- 万博多目的グランド
得点:岩田2・岡谷
滋賀FCの直近2試合は課題と反省、そして不安材料山積で「残留」の文字もちらつき始めた滋賀FC。
前期日程でも開幕から厳しい戦いを続けてきた滋賀FCが1部リーグ初勝利をあげた相手BSC HIRAとの再びの対戦で、また調子を上向きに変えていきたいところ。
そんな一戦は大きなターニングポイントとなる試合となりました。
試合会場は万博多目的グランド。
前期のアスパ五色に続いて、滋賀県勢の対戦にも関わらず県外での試合になったのは非常に残念です。
さらに、今回は主催者(?)がかなり高圧的でいきなり不愉快な気分にさせられます。
今まで応援してきたバックスタンド側の高台での応援は禁止。それも、そこにサポーターが陣取ってから、担当者が血相を変えてやってきてまるで不法侵入をしたかのような言いようでまくし立てられたのには失望しました。
(鳴り物禁止ということ以外の事前連絡はなかったので、いまだに疑念はぬぐえません)
関西リーグにはサポーターの有無は関係なく、どんな試合にも観客がいるという意識のもとで運営をしてもらえるよう切に願います。

■いつも以上に劣悪な観戦環境ですので写真もこんな感じです
今節の滋賀FC、先週に引き続いて岡谷をDFに構えてのスタート。
さらに保田をボランチで起用。
出場停止の解けた中島を中心に新しい守備態勢でHIRAに相対します。
攻撃面では1.5列目に中川が復帰。
三洋洲本戦で膝を痛め長期離脱の恐れもあった中川が気迫の戦列復帰でゴールの予感も漂います。

■試行錯誤か?脱皮か? 新たな陣形でのキックオフ

■中島の復帰で守備は一気に締ります
試合開始から滋賀FCが支配権を握り、緩急をつけてHIRAを翻弄します。
対するHIRAが動き、連携ともに鈍くそれほど脅威を感じなかったということもあるものの、滋賀FCの攻守にわたってのバランスの良さが目立ちました。
公式戦では初めてのポジションとなる選手が多くいる中でイメージ通りの試合運びができたのはチームのムードをよくします。
試合前のミーティングで前川(監督代行?)が「前半に絶対1点、いや2点取ろう!」と鼓舞していたその言葉を現実のものとすべくボールをゴール前へと運びます。
チームの核となる西崎のドリブルに加え、後方支援から時には一気に前線突破を試みる奥田、そして前線では中川のボールコントロールと、中川の存在のおかげで自由に動ける梅辻・岩田の運動量でHIRAゴールに襲い掛かります。
とくに、梅辻の自由度が上がったことが滋賀FCをパワーアップさせた。
枠をとらえないものも多かったものの、シュートも多くHIRAの反撃の恐れが比較的少なかったためにチームはどんどん前のめりになっていきます。
前半30分頃(時間は曖昧です)、怒涛の攻めから得たコーナーキックのチャンス。
保田のCKからゴール前を何度もシュートで襲う、HIRAの決死のディフェンスに折れずに攻撃を続け右サイドにボールがこぼれたところを岩田が豪快にシュート。
ボールはゴールネット左に突き刺さり滋賀FCが先制。
滋賀FCのエースとして昨年は得点王。しかし今季はなかなかゴールを決められず苛立ちと責任感でプレッシャーを感じていた岩田のゴールでチームは一気に勢いづいた。

■エースの存在を知らしめる岩田のゴールが炸裂
前半は攻めの姿勢を崩さず走り抜き1-0のリードで折り返す滋賀FC。
後半も立ち上がりから勢いよくゴールに向かいます。
後半5分、左サイドからのコーナーキックに攻撃参加していた岡谷が飛び込んでヘディングシュートを決めます。
素晴らしい経歴をもちながら、昨年はフットサルをプレーしていたためサッカーの感が戻らずディフェンス起用されていた岡谷だが、やはり得点の嗅覚は天性のもの。
絶妙のヘディングでチームをさらに盛り上げます。

■セットプレーのチャンスを確実にモノにしてさらに勢いづく
さらに滋賀FCの攻撃は続きます。
今シーズン最高に調子の良い奥田と、攻撃意識の高い清津野の飛び出しでチャンスをつくると岩田のシュートで終わる攻撃スタイル。
西崎の個人突破に中川のゲームコントロールと、多様な攻撃パターンでまだまだゴールを予感できます。
15分(?)に、全員攻撃で押し上げたところを少し遠めにいた岩田がミドルシュートを決め3-0。
開幕戦以来の1試合2得点の岩田は、このゴールで得点ランキング2位に浮上します。
チーム順位がおもわしくない滋賀FCで、それでもタイトルを狙える位置にいる岩田の技術力の高さがうかがえます。
その後後半20分頃からHIRAの反撃が始まります。
中盤から前線にかけて巧みにボールを回すHIRAに滋賀FCディフェンスが対処できずずるずると後ずさりする形になり、形成は逆転します。
ただ、完全に滋賀FCを崩しきれないHIRAに、滋賀FCはチャンスさえあれば攻撃に転ずるだけの余裕は残していました。
ところが、不用意がディフェンスのマークミスからHIRAにゴールを許してしまいます。
左サイドから攻め上がるHIRAに滋賀FCディフェンス陣は全員が意識を奪われ、逆サイドどころかゴール前でさえ守備が薄くなり、そこを詰めていたHIRAの選手に簡単に決められてしまいます。
3点のリードがあるとはいえ、得失点を考えれば少しでも差を開けておくことが大事ですが、この失点はいただけません。

■後半20分頃からHIRAのペースになります
残り10分は、うだるような暑さの中、両チームとの運動量が落ち多少尻つぼみ感のある試合になりましたが、しかし平等な条件下で、完璧な勝利をつかみ取った滋賀FCは十分称賛に値します。
前期のラランジャ戦、三洋戦で大敗を喫したため勝点でHIRAに並んだものの得失点差で6位のまま順位に変動はありませんでしたが、今後の試合にむけてのいい起爆剤になったと信じたい。そんな勝点3でした。
次節は京都BAMB1993戦。
現在最下位ながら得点数は滋賀FCよりも多く、油断できない相手です。
前期はかろうじて勝利できましたが、後期も勝って勝ち点を積み上げたいところ。
ターニングポイント第2章、滋賀FC完全復調にむけて皆さんの応援をお願いします。

関西リーグ(1部)第11節
『滋賀FC - 京都BAMB1993』
6.27 12:45キックオフ 阪南大高見の里グランド
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01:15
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2009年06月10日
滋賀FC就航の歌
前節の試合については、書きたいことが多々ありましたが、文章にまとめる力もなく、その労力すら惜しくなってしまいました。
端的にT2さんが記事にされていますので、そちらをお読みいただければ幸いです。
次節は本当に苦しい、ある意味、いろんな覚悟をしなければならない試合になる可能性すらありますが、どんな時でもがむしゃらな滋賀FCのゲームを後押ししていきたいと思います。
では、ちょっと気分を変えて・・・・・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
滋賀県生まれ滋賀県育ちの人間なら知らない人はいない郷土の歌「琵琶湖周航の歌」。
滋賀の小学校では必ず教え込まれるので、滋賀県外の人間がこの歌を知らないということの方が驚きでした。
それでは、まずは加藤登紀子先生による「琵琶湖周航の歌」をお聞きください。
いい歌です!
このブログをご覧の方なら全員知っているはずです。
歌詞はうろ覚えでも、このメロディーを知らない滋賀県民はいません!!
滋賀が世界に誇るサッカークラブ、我らが滋賀FCでもこの就航の歌が選手入場のテーマソングになっています。
♪我~らの 夢の~せ~ 勝利目指そう~
誇~り持ち 戦~え~ 滋賀~F~C~~
どなたか存じませんが、撮影してyoutubeにうpしてくださった方、ありがとうございますm(_ _)m
さて、この我らのソウルソング「琵琶湖周航の歌」ですが、琵琶湖大橋でも聞けるのをご存じでしょうか???
先日、琵琶湖成蹊大での試合後、彦根方面に帰る某サポから「琵琶湖大橋で周航の歌が聴ける!」という意味不明なメールが飛び込んできまして、何のことやらわからず、でもすごく興味が湧いてしまいました。
比良から大津に向かうのに、好奇心に支配されわざわざ琵琶湖大橋を渡って見たのですが・・・
本当に「琵琶湖周航の歌」が聞こえます!!!
では、お聞きください!!!
すごいでしょ!!?
おそらく欄干の風の抵抗で音が鳴るようになってるんだと思いますが(*)、滋賀県民の魂をくすぐる粋な演出です。
ただ、時速60kmくらいでちょうどいいメロディーになるこの仕掛け。
テンション上がっちゃってアクセル踏み込むと途中から2オクターブほど高く変調してしまいますので、くれぐれも順法速度を保って安全運転でお願います。
(当の本人も途中からアクセル踏み込んでたみたいで…(^^; )
(*)調べたことろ、風の抵抗ではなく、路面に掘られた溝とタイヤの摩擦で音が鳴るのそうです。
わざわざ欄干に近づいて運転してた私はただの阿呆でした(^^;
端的にT2さんが記事にされていますので、そちらをお読みいただければ幸いです。
次節は本当に苦しい、ある意味、いろんな覚悟をしなければならない試合になる可能性すらありますが、どんな時でもがむしゃらな滋賀FCのゲームを後押ししていきたいと思います。
では、ちょっと気分を変えて・・・・・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
滋賀県生まれ滋賀県育ちの人間なら知らない人はいない郷土の歌「琵琶湖周航の歌」。
滋賀の小学校では必ず教え込まれるので、滋賀県外の人間がこの歌を知らないということの方が驚きでした。
それでは、まずは加藤登紀子先生による「琵琶湖周航の歌」をお聞きください。
いい歌です!
このブログをご覧の方なら全員知っているはずです。
歌詞はうろ覚えでも、このメロディーを知らない滋賀県民はいません!!
滋賀が世界に誇るサッカークラブ、我らが滋賀FCでもこの就航の歌が選手入場のテーマソングになっています。
♪我~らの 夢の~せ~ 勝利目指そう~
誇~り持ち 戦~え~ 滋賀~F~C~~
どなたか存じませんが、撮影してyoutubeにうpしてくださった方、ありがとうございますm(_ _)m
さて、この我らのソウルソング「琵琶湖周航の歌」ですが、琵琶湖大橋でも聞けるのをご存じでしょうか???
先日、琵琶湖成蹊大での試合後、彦根方面に帰る某サポから「琵琶湖大橋で周航の歌が聴ける!」という意味不明なメールが飛び込んできまして、何のことやらわからず、でもすごく興味が湧いてしまいました。
比良から大津に向かうのに、好奇心に支配されわざわざ琵琶湖大橋を渡って見たのですが・・・
本当に「琵琶湖周航の歌」が聞こえます!!!
では、お聞きください!!!
すごいでしょ!!?
おそらく
ただ、時速60kmくらいでちょうどいいメロディーになるこの仕掛け。
テンション上がっちゃってアクセル踏み込むと途中から2オクターブほど高く変調してしまいますので、くれぐれも順法速度を保って安全運転でお願います。
(当の本人も途中からアクセル踏み込んでたみたいで…(^^; )
(*)調べたことろ、風の抵抗ではなく、路面に掘られた溝とタイヤの摩擦で音が鳴るのそうです。
わざわざ欄干に近づいて運転してた私はただの阿呆でした(^^;

2009年05月19日
関西リーグ第7節について (改定)
滋賀FCオフィシャルホームページでもお知らせされていますが、
阪神エリアで流行・まん延している新型インフルエンザの影響により、関西リーグ第7節の開催が一旦取り止めとなりました。
第7節の扱いがどうなるのかは、まだ決まっていません。
(もし第7節が中止となれば、滋賀FCの前期5位が確定して・・・なんて甘い考えはしないようにお願いします(^^; )
関西リーグによると、現在のところシーズン第8節(後期日程第1節 6/6~7開催予定)は予定通り行うとのことです。
これも今後の状況で大きく変更になる可能性もあります。
滋賀FCが第7節を戦う予定だった淡路島でも本日新型インフルエンザ感染者が発生しております。
現在は阪神エリアのみで感染者が発表されていますが、阪神エリアに程近く人の流れの激しい京都・滋賀でも注意が必要な現状ですので、皆様も観戦予防対策をとられますようお願いします。
ひと時も早い事態沈静化と、安心して競技・観戦できる環境にもどることを期待します。

阪神エリアで流行・まん延している新型インフルエンザの影響により、関西リーグ第7節の開催が一旦取り止めとなりました。
第7節の扱いがどうなるのかは、まだ決まっていません。
(もし第7節が中止となれば、滋賀FCの前期5位が確定して・・・なんて甘い考えはしないようにお願いします(^^; )
関西リーグによると、現在のところシーズン第8節(後期日程第1節 6/6~7開催予定)は予定通り行うとのことです。
これも今後の状況で大きく変更になる可能性もあります。
滋賀FCが第7節を戦う予定だった淡路島でも本日新型インフルエンザ感染者が発生しております。
現在は阪神エリアのみで感染者が発表されていますが、阪神エリアに程近く人の流れの激しい京都・滋賀でも注意が必要な現状ですので、皆様も観戦予防対策をとられますようお願いします。
ひと時も早い事態沈静化と、安心して競技・観戦できる環境にもどることを期待します。

Posted by Ma-ny。 at
22:17
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