2008年08月12日

滋賀には僕らを熱くさせるフットボールがある

天皇杯予選、野洲高校戦の勝利から2日が経ちました。

みなさん、お疲れは出てませんか?
気持は抜けてませんか?

・・・そんなことはないでしょう。

滋賀FCのサポーターはみんなそうだと思いますが、
寝ても覚めても、仕事してても、アフターファイブも、遊んでても、恋愛してても…
いつだって頭の中が「湖国クラシコ」でいっぱいになってるはずです。

相手はなんとも思ってないのかもしれませんが、少なくとも滋賀FCMIOびわこ草津と試合できることが楽しみでならないのです。

 ともに「Jリーグを目指す」と掲げて活動しているクラブチーム。
 守山・野洲と草津地域という隣り合わせのホームタウン。
 相手はJFL。こちらは関西リーグだが、負けてはいない。
 MIOには昨年まで滋賀FCに所属していた西畑聖士選手がいる。
 相手にもサポーターがいる。
 正真正銘、滋賀県生まれ滋賀県育ちは俺達滋賀FCだ。

などなど、人それぞれ抱く思いは違えど、MIOには絶対に負けられない!という強い気持ちは同じです。
これが「ダービーマッチ」、いや、「クラシコ」と自ら称する由縁なのです。
明らかに相手は格上で実力差も顕著です。
でもサッカーは力の差だけで勝敗がつくというものではありません。
ハートが、熱意が、地元の後押しが・・・ いろんなものを背負って選手は戦うのです。 ただの力勝負では勝敗は決しません。
そう信じているからこそ、MIO戦までの10日あまりを最大限の努力で盛り上げて、そして最大限楽しみたいのです。

自分自身、万が一MIOに負けたら立ち直れないほどショックを受けるのは確実ですが、でもやっぱりMIOと試合できることは楽しみ以外のなにものでもないのです。

これが“プライド”というものなのかもしれません。
プライドなんてそんなかっこいい表現をするようなものを自分たちが持っているのかどうか?それはわかりません。
ただ再三書き連ねているこの想いはゆるぎなく、胸を張って主張できる力を持っています。




私は滋賀FCが好きです。 私たちは滋賀FCが大好きです。
この想い、スタジアムで、滋賀の街で、思いっきり表現したい。
「湖国クラシコ」、MIO戦まであと10日あまり。
サポーターにできることは何でもやりましょう。
その先に結果はあるのだから。


滋賀には僕らを熱くさせるフットボールがある



限られた時間の中でインターネットや街頭、そして湖国クラシコ当日のスタジアムで・・・
滋賀FCサポーターは様々な活動を行ってまいります。
滋賀FCを応援してくださる皆様、地元滋賀の皆様、そしてMIOサポーターの皆様も、この一戦を盛り上げるための活動にご理解、ご協力お願いします。

(活動詳細は、追って紹介します)

 


この記事へのコメント
おはようございます。

あえて「湖国ダービー」と言わずに、スペイン語の「クラシコ」を使うのには何かこだわりがあるんですか?
Posted by 白うさぎ白うさぎ at 2008年08月13日 08:07
>>白うさぎさん
はじめまして。アクセスありがとうございます。

なぜMIOvs滋賀FCを「クラシコ」と呼ぶのか。
記事中に掲載している画像の下半分に(見えにくい文字で)書いてもありますが、

湖国クラシコも本家スペインのレアルvsバルサの「エル・クラシコ」のような「伝統の一戦」であるべきだという考えから呼称しています。
ダービーといえば町を二分する戦争のようなものですが、クラシコにはさらに歴史に培われた深い思いも加味され、より情熱的に、より真剣な戦いになります。
(本家エル・クラシコの歴史的意味あいは私たちが軽んずるようなものではありませんが・・・)
 また、自分が見た「Real the movie」という映画の1シーンに以下のようなものがあります。
『エル・クラシコに際して、小さな町の住人たちが路地に置かれた小さなTVを囲み、レアルファン、バルサファンが一緒になって観戦、応援する』というシーン。
『試合中は全身全霊をかけて自分の贔屓するクラブを応援し、試合後は敵味方関係なしに健闘を讃え合う。』
サッカー中心の人生を送るスペイン人たちの絶対に負けられないプライドと、しかし同じ町の人間として敬意を払う姿に感銘をうけたからです。

滋賀FCとMIOもライバルとして、ピッチでは絶対に負けられない戦いを繰り広げ、サポーターはそれを後押しする。
でもサッカーから離れればお互いをリスペクトしあえるような、そんな文化を築きたいと思っています。
そして自分たちが作り上げた文化を歴史として育みたいと考えています。

そんな意味をこめて「湖国クラシコ」と名付けたのです。
(名付け親は私ではなく、サポ仲間のT2さんですが)
湖国クラシコは3年という歴史を刻みました。
この歴史が10年20年、100年と続けばという希望も込めています。

ちょっと情熱的になりすぎかもしれませんが、それくらい滋賀FCサポーターは湖国クラシコにすべてをぶつける覚悟でいます。
もちろん、真剣に挑めば楽しめることは言うまでもありません。
自分たちだけでなく、観戦されるすべての方が楽しめるサッカーになるようにがんばります。

白うさぎさんも湖国クラシコを楽しんでください。
よろしければ、会場でお声をかけていただければ幸いです。
Posted by Ma-ny。Ma-ny。 at 2008年08月13日 20:43
丁寧な説明ありがとうございます。

私自身は新潟で生まれ、学生時代は奈良、社会人になってからは滋賀に住まいしていますが、「郷土愛」ってやつですかね、サッカーは「アルビサポ」ですが、自分達の暮らす地域に「おらがまち」のチームがあることの素晴らしさは、年に1度くらいの帰省の時に、アルビグッズで埋められた車でビッグスワンへ向かう親子を見てつくづく感じました。

スポーツで「まちおこし」というか、街を活性化させ、そこから「体育」ではない「スポーツ」が文化として花開いていく…夢のような話ですが、

>『エル・クラシコに際して、小さな町の住人たちが路地に置かれた小さなTVを囲み、レアルファン、バルサファンが一緒になって観戦、応援する』というシーン。
『試合中は全身全霊をかけて自分の贔屓するクラブを応援し、試合後は敵味方関係なしに健闘を讃え合う。』
サッカー中心の人生を送るスペイン人たちの絶対に負けられないプライドと、しかし同じ町の人間として敬意を払う姿に感銘をうけたからです。

近い将来この湖国にもこんな光景が見られるといいですよね。
Posted by 白うさぎ白うさぎ at 2008年08月13日 22:18
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